カメラセレクター(選択ツール)

Nerian Ruby

3D深度認識用の多彩な機能を搭載したカメラ

 

Nerian Ruby 3Dデプス(深度)カメラは、非常に手頃な価格で、3D深度を認識する多機能性を備えており、極めて柔軟性の高い3Dビジョンソリューションの一つです。

Nerian Rubyカメラ - 最高水準のステレオビジョン技術

非常に手頃な価格の3Dビジョンソリューション

Nerian Ruby 3Dデプスカメラは、3Dステレオカメラとイメージ画像処理システムを1台に兼ね備えています。本カメラは、最大60fpsの非常に高速かつ詳細なリアルタイム3D画像処理、パターンプロジェクターを内蔵している事で様々な材質の表面を精密に3Dでの測定が可能です。また処理済みの3DデータをEthernetで直接伝送するため、ホストコンピュータやGPUでの追加の処理を必要としません。

 

メリット一覧

Nerian Ruby 3Dデプスカメラは、ステレオビジョンと構造化光の機能を1台に兼ね備えています。3Dビジョン技術の最高水準機能が魅力です。

 

  • 毎秒最大2,400万点の3Dポイントを読み取り、深度情報の正確性が向上。
  • 自動でのカメラ再キャリブレーション機能とIP67等級対応筐体を搭載し、過酷な環境下においても動作時に安定した3D測定が可能
  • 日光やその他のセンサー技術に干渉されずに、屋内外両方で作業が可能。
  • 測定範囲:33cm以上
  • 視野角:62°FOV
  • 慣性センサーとレーザーパターンプロジェクター
  • センサー形式:モノクロ、カラー
  • 最大解像度:1.5MP
  • 最大視差:256ピクセル
  • 最大フレームレート:60fps

Technical specifications

Image sensor:IMX296
Chroma:Monochrom and color
Image resolution:1.5 MP
Inertial sensor (IMU):BNO085
Max. IMU measurement rate:400 Hz
Protection class:-
Power supply:11.2 – 30 V DC
Power consumption:9 W
Dimensions:130 x 92.5 x 34.5 mm
Weight:ca. 450 g
Interfaces:Gigabit Ethernet, GPIO
Operation temperature:0 – 40 °C
Conformity:CE, UKCA, FCC, RoHS, Laser class 1

 

Supported pixel formats:Mono8, Mono12, RGB8
Stereo algorithm:Variation of Semi-Global Matching (SGM)
Max. resolution:1456 x 1088 pixels
Disparity range:64 to 256 pixels (in 16-pixel-steps)
Max. frame rate:60 fps
Sub-Pixel resolution:4 bit (1/16 pixel)
Post-processing:Removal of erroneous disparities, noise reduction

 

Recommended configurations

The maximum frame rate depends on the selected image resolution and depth resolution (the disparity range). We recommend using one of the following configurations. However, deviating configurations are also possible.

ご質問が御座いましたら、お気軽にお問合せ下さい。

Image Res.Disp. RangeMin. DepthFoVFrame RateDetails
1440 × 1056256 pixels0.33 m62°8 fpsDetails
1440 × 1056128 pixels0.66 m62°15 fpsDetails
1024 × 768Deatils256 pixels0.33 m46°17 fpsDetails
1024 × 768128 pixels0.66 m46°30 fpsDetails
720 × 512128 pixels0.33 m62°60 fpsDetails

 

3Dビジョン技術の最高水準機能

マシンビジョンの用途は、それを可能にする3Dセンサーテクノロジーと同様に多様です。構造化光カメラシステムは、高精度が要求されるアプリケーションに最適ですが、同時に高フレームレートやカラー情報が必要になります。一方、ステレオビジョンは、日中の測定や長距離の測定には最適の技術ですが、表面テクスチャーのない被写体には適していません。

 

Nerian Ruby 3Dデプスカメラは、ステレオビジョンと構造化光という、2種類の異なる技術を組合わせた、3Dビジョンにおいて最高水準の機能を1台に兼ね備えた製品です。本デプスカメラには3つのイメージセンサーが搭載されており、2つは深度認識用のモノクロセンサー、もう1つはカラーセンサーです。さらに、赤外線パターンプロジェクターが内蔵されており、深度認識を向上させています。なお認識誤差を防ぐ為に、赤外線はカラーセンサーには認識されません。