Alvium GM2カメラは、GMSL2™(Gigabit Multimedia Serial Link)規格インターフェースを搭載しており、標準的なMIPI CSI-2規格カメラの制約を克服し、さらに高性能に設計されています。 アライドビジョンは、30種類以上もの高品質なCMOSグローバルシャッターセンサーおよびローリングシャッターセンサーを用意しており、業界最多水準の様々なGMSL2™カメラを提供しています。クローズドハウジング型のMIPI CSI-2規格ベースのカメラには、内蔵シリアライザー、カメラ側に2点のGPIO(汎用入出力)ポートを搭載しており、2点の高耐久性インターフェースコネクターから選択可能です。
Alvium GM2カメラシリーズには、複数のアクセサリーを装着できます。対応レンズ、インターフェース、I/O接続、三脚アダプターについては、以下のボタンをクリックしてご確認下さい。
- 様々な長さの同軸ケーブル
- GMSL2™規格用デシリアライザボード
- レンズ:200種類以上のCマウントおよびSマウントレンズ
- 三脚アダプター:メートル系およびインチ系両方のネジ規格に対応
- トリガーケーブルおよびI/Oケーブル:長さと遮蔽等級が異なるケーブル
アライドビジョンでは、Alvium 1800 Cカメラをお客様のビジョンシステムで操作いただけるよう、以下のアクセスモードをご用意しています。
- CSI-2用のGenICam規格機能によるアクセス
Alvium CSI-2規格ドライバーとCSI-2規格トランスポート層 (TL) を直接使用して、GenICam規格の機能によってカメラを制御する方法です。
CSI-2規格ドライバーはGitHub上にてオープンソースで利用可能であり、様々なボードやシステム・オン・チップ (SoC) に対応します。
GenICam規格機能を利用するには、Vimba XのCSI-2トランスポート層が必要です。GigEカメラまたはUSBカメラの場合と同様に、Vimba Xを使用できます。
Alvium 1800 Cカメラモデルはすべて、CSI-2用のGenICam規格機能によるアクセスで制御可能です。Alvium 1800 C-500、Alvium 1800 C-507、Alvium 1800 C-511、Alvium 1800 C-1236、Alvium 1800 C-2050を皮切りに、CSI-2用のGenICam規格機能による使用について、今後も公式にテスト・検証するモデルを増加していく予定です。
- ダイレクト・レジスタ・アクセス(DRA):
レジスタでカメラを制御する、上級者向けの方法です。
- Video4Linux2によるアクセス:
以下を介して、カメラを制御できる方法です。- V4L2 API
- アライドビジョン製V4L2 Viewer
- GstreamerやOpenCVのようなフレームワーク
CSI-2規格ドライバーはGitHub上にてオープンソースで利用可能であり、様々なボードやシステム・オン・チップ (SoC) に対応します。