Alvium MIPI CSI-2カメラをベースにした、FPD-Link3規格のAlvium FP3カメラシリーズとGMSL2™規格のAlvium GM2カメラシリーズを提供いたします。
CSI-2 アダプタ ボードの豊富なラインアップ
アライドビジョンでは、Alvium CSI-2カメラを様々な組込みボードに接続するためのアダプターボードを開発しました。本アダプターボードにより、組込みボード上のCSI-2コネクターのピン配列をAlvium CSI-2カメラのピン配列に変換可能になります。アダプターの設計に応じて、1台または複数台のカメラを接続できます。
利用可能なアダプタボードは以下の通りです。
- NVIDIA社製Jetson AGX Xavier用およびTX2用アダプターボード
- NVIDIA社製Jetson AGX Orin/Xavier用およびTX2用アダプターボード
- NXP社製i.MX 8M Plus評価キット用アダプターボード
- AMD Xilinx社製ZCU106 評価キット用アダプターボード
- AMD Xilinx社製Kria KV260 Vision AIスターターキット用アダプターボード
- Boundary Devices社製Nitrogen6_MAX用およびWandboard社製i.MX6用アダプターボード
- Toradex社製Ixoraキャリアボード用アダプターボード
- Avnet社製MSC SM2S-MB-EP5用アダプターボード
アライドビジョンでは、アダプターボードに加えて、MIPI CSI-2インターフェースを搭載した現行および将来の全Alviumカメラモジュール向けに、MIPI CSI-2ドライバーを用意しております。本ドライバーは、カメラモジュールに使用されるセンサーの種類を問わず対応します。
NVIDIA社製Jetson SoM用の共通CSI-2ドライバーはGitHubでご確認いただけます。
最新のアライドビジョン製ソフトウェア開発キット「Vimba X」には、NXP社製i.MX8M Plus用、XILINX社製KRIA KV260用、XILINX社製ZYNQ ZCU106用などのAlviumカメラ向けCSI-2ドライバーを用意しています。
その他、NXP社製ARMボード用のAlviumカメラ向けCSI-2ドライバーについては、当社ウェブサイトでご確認いただけます。
Alvium 1800 C カメラシリーズには、複数のアクセサリーを装着できます。対応レンズ、インターフェース、I/O接続、三脚アダプターについては、以下のボタンをクリックしてご確認ください。
- FPC ケーブル: 120~420mmのケーブル
- インターフェース接続: 各種組込みボード用アダプターボード
- レンズ: 200種類以上のCマウントおよびSマウント レンズ
- 三脚アダプター: メートル系およびインチ系両方のネジ規格に対応
アライドビジョンでは、Alvium 1800 Cカメラをお客様のビジョンシステムで操作いただけるよう、以下のアクセスモードをご用意しています。
- CSI-2用のGenICam規格機能によるアクセス
Alvium CSI-2規格ドライバーとCSI-2規格トランスポート層 (TL) を直接使用して、GenICam規格の機能によってカメラを制御する方法です。
CSI-2規格ドライバーはGitHub上にてオープンソースで利用可能であり、様々なボードやシステム・オン・チップ (SoC) に対応します。
GenICam規格機能を利用するには、Vimba XのCSI-2トランスポート層が必要です。GigEカメラまたはUSBカメラの場合と同様に、Vimba Xを使用できます。
- ダイレクト・レジスタ・アクセス(DRA):
レジスタでカメラを制御する、上級者向けの方法です。
- Video4Linux2によるアクセス:
以下を介して、カメラを制御できる方法です。- V4L2 API
- アライドビジョン製V4L2 Viewer
- GstreamerやOpenCVのようなフレームワーク
CSI-2規格ドライバーはGitHub上にてオープンソースで利用可能であり、様々なボードやシステム・オン・チップ (SoC) に対応します。