Goldeyeカメラは、アクティブおよびパッシブ熱管理機能に対応しており、2種類のハウジングをご用意しています。 小型で堅牢な産業用カメラには、モデル固有のセンサー冷却と加熱の両方に対応する一層ペルチェ式冷却装置(TEC)を搭載したモデルと非搭載のモデルがあります。本カメラは、環境条件に最適に適応し、再現性の高いイメージング結果を取得できます。
高度な科学用カメラは、窒素充填冷却チャンバーを装備した、一層TECまたは二層TECを搭載しています。本カメラは、結露を発生させずに最大60Kの強力なセンサー冷却が可能であり、非常に長時間の露光でイメージ画像を取得できます。TECから発生した熱は、内蔵ファンによって除去されます。本ファンの電源を切ると、振動によるイメージ画像のアーチファクトを防止できます。
堅牢な放熱アルミニウム製ハウジングがセンサーのアクティブ冷却を支援するため、Goldeyeカメラの動作可能な温度範囲が拡大されます。
Coming soon: Goldeye Pro short-wave infrared cameras with 5GigE interface
Goldeye G5-530 TEC1 Sensor Model: Sony IMX992 SenSWIR with TEC (IMX992AABA) |
Goldeye G5-320 TEC1 Sensor Model: Sony IMX993 SenSWIR with TEC (IMX993AABA) |
Goldeyeカメラシリーズには、複数のアクセサリーを装着できます。
- Camera Link規格またはGigE Vision規格のインターフェースケーブル
- レンズ
- 分光フィルター
- トリガーケーブルおよびI/Oケーブル: 長さと遮蔽等級が異なるケーブル
- ハブとリピーター
- 電源: 全世界共通の主電源アダプター
- ヒートシンク
プラットフォームに依存しないSDK(ソフトウェア開発キット)、Vimbaをご存知でしょうか? 当社製ソフトウェアを使用すると、GigE Vision規格インターフェース搭載のGoldeyeカメラを、あらゆるシステムに簡単に統合し、一元管理できます。
Vimbaは、Windows、Linux、Linux ARM上で動作します。Vimbaを使用すると、アライドビジョン製カメラのイメージ画像を即座に取得、制御、複雑なビジョンアプリケーションをプログラミング、サードパーティ製ライブラリへ接続、といったことが可能になります。
Camera Link規格インターフェース搭載のGoldeyeカメラもまた、Vimba SDKを使用すると簡単に設定できます。イメージ画像の取得やストリーミングには、フレームグラバーSDKを使用する必要があります。